徒然走稿 -4ページ目

一服

一服

しんどいなあ どこかで一息つきたい
どこにしよう ここにしようか 
いや、あのカーブを曲がれば もっといいところがあるかもしれない
えっちらおっちらペダルをこいで
結局、力尽きて どこでもいいや の一服

明日からキャンプにいってきます
都会暮らしからの、一服、です

尾根

尾根

暑い季節がやってきた
町はまだまだだったけど
尾根へのこののぼりりには
暑くて強い陽射し

でも うれしいなあ
もっともっとつづけ
陽射しも 道も

徒然走稿再開!

1年間お休みを頂いていた徒然走稿が復活しました。
自転車イラストエッセイ・徒然走稿

最新第十三回ののお題は『ひとまわり』
コースガイドは「日野市一周」です。

昨年度いっぱい連載してきた
『クラフトマウス』
と、隔月で更新していきます。
是非ご覧ください。


タイトルバナー

激坂

激坂
「うぎぎぎぎ」
なんだ坂
こんな坂
といいたいところだけど
もう限界
脚もギアも残ってない
押しちゃおうか
そう思った
後ろから相棒の声
「リア、もう一枚残ってるよ」
ほんと……ああ
もう少しがんばれる(かな)

トラブル

トラブル
まいったな、クランクがゆるんでるぞ
このままこげば、なめちゃうよな
ピークまで押して、体重かけずに下ろう
帰りは輪行だ

切り通し

切り通し
峠は切り通しになっていた
夏空がV字の向こうで笑っていた

07夏・水浴び

水浴び

暑い、いやはや、なんて日だ
まるでフライパンの底を走ってるようだ
皮膚から水蒸気がたっているのが見える気がする
暑い、いや、熱い、あちちち
ちいさなピークを越えたら、目の前に川が広がっていた
なんも考えず、強制水冷
はああ
もう、たまらん

峠-夏

峠_夏

 峠だ
地の上に大の字になって、へたばる
「ほら、水」
やたら元気な相棒が、ギラギラの太陽を背負って、ボトルをつきだしてくる
ボトルには、きらきらと水滴が光っている
「さっき、ちょっと沢を登ってくんできたんだ。まだ、冷たいぜ」
こちらはまったく余裕無しにのぼってきたというのに、こいつは、まったく
しゃくにさわって、素直に手がのびない
「ほら、ボトル、おまえのすかっからかんだろ」
わたされたボトルから、ひんやりと沢の空気が手のひらに伝わる
たまらない
グビグビ、ごくんごくん
「美味いよな、やっぱ」
ああ、美味い
ありがとう

やぶこぎ

藪漕ぎ

夏の藪漕ぎ。
むき出しの腕に
草のエッジが痛い
峠はもうすぐ

夏・走りたいなあ

ああ、走りたいです。
07夏